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格安ワイドペグを手に入れたのでセロー250に付けてみる
Amazonなので売っている格安なワイドペグ。友達が購入したけど他のワイドペグを購入したそうで使わないとのことで譲ってもらうことにしました。
今回は格安ワイドペグを自分のセロー250に付けてみたいと思います。このペグに興味がある人は多いはず!?
購入したワイドペグはこちら

未開封のまんまです。本人も中を見ていないそうで今から開けるのが楽しみです。1980円で購入したので1980円で買い取り。この安さは中華製っぽい値段ですね。

ワイドペグというだけあってかなり幅が広くスタンディングで安定しそうです。販売ページに「適合車種:DT230 ランツァ セロー250 トリッカー 。お取り付けに関しまして、加工が必要な場合がございます。」と書かれていました。
適合車種に入っていないけど多分ですが、WR250R/Xもいけるはずです。
どのくらいワイドになるのか幅の違いを見てみる

純正ペグが3cm 。

ワイドペグの方が5cmあります。画像で大きさの違いは一目瞭然ですがかなり大きくなります。これだけ幅が広くなればステンディング時の足の裏の負担も減るし安定したスタンディングができそうです。

並べてみると全然大きさが違います。楽しみ♪
純正ペグの取り外し方

純正ペグ外すにはまずは割ピンを外していきます。裏側で抜けないように折り曲げてありますのでそのピンを起こして抜いていきます。

抜けました。

ペグに刺さっているこの太いピンみたいなのを抜けば外すことができます。

固いのでプラハンなどで軽く叩くと外れます。

このように抜けます。純正ペグの中にトーションスプリングが入っているんで、外れた時落としてなくさないように気をつけてください。

外した純正ペグです。中に見えるのがトーションスプリングです。ワイドペグにも使うのでなくさないようにしてください。
社外ワイドペグのフィティング

社外のワイドペグを取り付けていきたいと思います。その前に純正のペグの取り付け部とワイドペグの幅の違いを図って見ました。
純正ペグが約24mm。

社外のワイドペグの方が少しだけ幅が広いですが、このくらいだったら削らず入りそうです。

問題なく入りました。次は、取り付けに必要な細かい加工と純正ペグの時にもしている加工をしていきたいと思います。
ペグが倒れるように加工していく

純正ペグの画像に戻って説明したいと思います。セロー250のペグはバイクを倒した時、こけた時でもペグ自体がすべて倒れてくれません。画像が最後まで倒れないペグです。
ペグを全部倒れないようにすることでバイクを起こす際のスペースなどを作っているのかもしれませんが、セロー250はペグのホルダーがフレームと一体型になっているため、こけて曲げても他のトレールバイクのように気軽にステップのホルダー交換ができません。
自分のセローもすでに左側は根元から曲がっている状態。セローのステップはこけるたびに後方へと曲がっていきます。これを防ぐために出来るだけペグを倒れるようにしたいと思う。

こちらも純正ペグの画像ですが、この状態が加工後の画像です。この加工を社外ワイドペグにもしていきたいと思います。

どのくらい倒れるか取り付けて調べてみました。純正ペグ以上に倒れなくなりました。削って倒れるようにします!

グラインダーで当たって倒れなくなる部分を削っていきます。この加工については剛性が落ちると思うので自己責任で考えてやってください。

こんな感じで当たる部分を削ります。

左側が削ったあとのワイドペグです。右が最初の状態です。こんな感じに加工することで、限界まで倒れるペグの出来上がり♪

グレーのラッカーが余っていたので一応吹いておきました。すぐ取れて錆びますけど最初だし吹いときました。次は位置が合うかの確認をしていきます。

仮付けでこんな向きになると発覚!!右後ろにペグが向いていますね。ここも削ってフィッティングしていきます。

先ほどとペグを倒れるようにした場所とは反対側を削ればとペグの位置が前方にいきます。
画像は削った後。

うん。純正ペグの時とほぼ同じくらいの位置になりました。これで左右ともフィッテイング完了!!次は取り付けていきたいと思います。
ワイドペグの取り付け方

加工も済んだのでワイドペグの取り付けていこうと思います。トーションスプリングを取り付けて外した手順とは逆で取り付けていけばオッケー。トーションスプリングを付けることでペグのピンが入りにくかったりしますが、位置さえ合えば問題なく取り付けすることができました。

ピンが入りさえすれば後は割ピンをいれて終わりです。割ピンは再利用しない部品といえば部品なのでがここでは再利用します。
再利用する場合は自己責任でご自分で判断して使ってください。これで完成!

すごくワイドになって純正と比べれば乗りやすくなった^^
格安ワイドペグのまとめ
中華ペグは後ろ下がり補正はされていない
セロー250の純正ペグは後ろに傾いているのはご存知ですか?
そのおかげでとても変なポジションです。単車屋さん・レアルエキップ・セロー250用に新設計されたDRCのペグなどはこの後ろ下がりのポジションを水平になるに補正されています。
中華ペグは補正されておらず、後ろ下がりのまま。
ロード、林道で座ってのるのなら気にならない程度ですが、スタンディングで走っていると後ろ下がりのせいでシフトアップとダウン、リアブレーキを踏むときにペグの前面の角に寄せるように操作しなくてはなりません(自分だけかも)
もし本格的にトレッキング楽しむ、エンデューロレースに出るのなら補正されたほかのワイドペグをおすすめします。
加工が自分で出来るならお買い得!?
取り付け手順を見ていただけたら分かると思いますが削って位置を合わせたりなどが必要な商品でした。販売ページの商品説明にも「お取り付けに関しまして、加工が必要な場合がございます。」と言うことはちゃんと記載されていますしね。
これらを踏まえて自分で加工が出来るのであれば初めてのワイドペグとしてはお買い得なワイドペグかもしれません(^o^)
取り外し、取り付けはとても簡単なのでグラインダーさえあれば初心者でも出来る部品交換の一つだと思います!ただグラインダーを使ったことがない場合は十分に注意して作業してください。
安いワイドペグを以前から試してみたかった
前から中華製っぽいワイドペグの現物を見たかったしフィッティングなど試してみたかったんで今回試せて自分的に満足できました。あんまりこの手の安いペグを書いているブログがないのも試したかった一つでした。
結果的に大満足です。