目次
コンクリート船とは?
今日は先週行けなかった呉市にあるコンクリート船を見に行った。ずっと行きたかったところなので、個人的には楽しかった^^残念だったのは時間的に日の向きが悪く、うまく写真が撮れなかったこと。
それでも初めて見る実際に海に浮かび、使われていたコンクリートの船は不思議であり色々な気分になる場所でした。
コンクリート船の歴史

このコンクリート船が実際に海に浮いて使われていた船です。今日は使われていたコンクリート船3集を全て見てきました。
この船の名前は武智丸。実際にエンジンが載せられ動いていたと言うのだから驚きです。日本でコンクリート船が見れるのはおそらく広島市呉市のみじゃないかと思う。

看板からすこし歩くと船のような形の防波堤がある。あれが武智丸。ここには第一武智丸と第二武智丸があるそうです。ここに来る前にもう1集の残骸が岸に打ち上げられたやつもみてきました。
写真を撮っていないことをあとで気づいたことが残念でなりません。近くで見ていると漁師さんたちでしょうか?入れるから見ておいでと言われ実際に入ってみてきた。
中に入ってみた

船の形をしており、本当にコンクリートでできている。これが浮いていたってのがすごい。

廃墟のような不思議な場所でした。今は取り外されているけど、動力源のエンジンが実際にのっていて実際に人が乗っていた。年代的に乗っていた人は生きてないこともない年。

ここには扉があったのかな?中に入れるようになっているので入りました。

ここでは何をしていたんだろう?何があったんだろう?不思議な空間です。

窓なのかな?外の景色が見えます。当時の人もここから外を眺めていたりしていたんかな?沢山の窓があります。
不思議な空間

この部屋のような場所の真ん中は海の水が水槽のように入っています。

奥は水につかっていましたのでいけません。ワークマンのラバーアウトドアブーツでも濡れますw

蜘蛛の巣が沢山ありました。いつも海の音と不思議なコンクリートの船に動かないクモ。
7
元々は天井か何かがあったんだと思う。

外に出て、奥に進むともう一つ扉か何かがあった跡のようなものがあります。

中には何かの資材が入っていました。これは現代の物でしょう!奥に2つ穴が開いており、イカリを下ろしていた穴だ思います。

一番前まで行くとこのコンクリートが本当に船だと分かる形だと分かります。これは本当に船だ!!

ここからイカリをおろしていたのかな?船の構造が分からないので憶測です。

ブースターケーブルが落ちていた。昔の人はバッテリーが上がった武智丸をブースターケーブルでエンジンをかけていたに違いない・・・そんな訳ない。

来たほうに戻っていくと、もう1集の武智丸は半分沈んで見えないことにやっと気づいた!

上から見ても見事にコンクリート。コンクリートに浮力があるのを始めて知った11月5日。

半分水に使っている武智丸もまるでジブリに出てきそうな雰囲気で好きです。ナウシカよりはラピュタより。

沈んでます。

ここにも扉の後のような場所が。後輩に泳いで入ってきてといったけど断られました。自分でも絶対行かない!!
そんなに大きな船ではないけど、30分以上いました。昔動いていた船の上で、実際に誰かが乗っていたと考えると本当に不思議な気分になります。コンクリートの船だからなおさら。
そうだ「艦これ」に加えよう
僕は一目見たときから思っていたことがある。そうだ!このコンクリート船を「艦これ」に加えたらイイと。武智丸と言う名前をそのまま使うか?戦闘力はあるのか?色々考えた。ウィキペディアではこの武智丸は大日本帝国海軍所属で貨物船だけど、EC型戦時標準船とも呼ばれていたそう。なんか戦えそうな名前でもない。かな?どう?
コンクリート船 武智丸の場所
185号線沿いあります。