眼鏡対応(OTG)のオフロードバイク用ゴーグルの各メーカーの違いを見てみる

バイク用ゴーグル

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僕は視力が悪いので眼鏡を使っています。眼鏡歴は25年以上。

そんなわけでバイクに乗る時も眼鏡。トレールバイクに乗り換えて、ゴーグルタイプのオフメットに買い換えてからはもちろんゴーグルも眼鏡用を使い続けています。

眼鏡用って言ってもすべて同じではなくて販売しているメーカーでだいぶ視野などが違うんです。そこで今日は所有している眼鏡用(OTG)ゴーグルでどんな違いがあるのか?を書いていきたいと思います。

目次

3メーカーのゴーグルを比較

バイク用ゴーグル

上からスワンズ・スコット・スミスになります。

  • スワンズ MX-797 (眼鏡用)
  • スコット SPLIT OTG(ロールオフ付きモデル)
  • スミス OPTION OTG (現在販売してません)(現在使ってないので紛失しないためだけにバンドを取り付け方が逆になっています。)

スミスのゴーグルは現在販売していませんので、店舗で在庫に残っている分、もしくは中古でしか入手できませんが今回比較で使います。

スワンズとスコットのゴーグルは現在で購入可能です。もう一つ、100%の眼鏡用ゴーグルも所有していたんですが、その当時かけていた僕の眼鏡と相性が悪かったので手放してしまいました。

というわけでこの三メーカーを比べていきます。

※比べにあたり、すべてのゴーグルは普段から使用している物でスポンジにヘタリがあるものなので、新品時とは誤差があります。正確な寸法だとは思わず、参考程度にしてください。

視界の違い

バイク用ゴーグル

ゴーグルの種類ごとで視界の広さが変わってきます。ざっと見ていきます。このゴーグルはスワンズのMX-797 (眼鏡用)。

バイク用ゴーグル

スコットの SPLIT OTG。

バイク用ゴーグル

スミスのOPTION OTG。

簡単に見てみるだけでも違いが分かると思います。お次は簡単にですが計ってみます。

バイク用ゴーグル

スワンズから。真ん中の上のスポンジから下のスポンジまでの約3.8cm。

バイク用ゴーグル

この部分は約6.3cm。

バイク用ゴーグル

スコットのSPLIT OTG。約3cm。

バイク用ゴーグル

約5cm。

バイク用ゴーグル

スミスのOPTION OTG。約3cm。

バイク用ゴーグル

約5.3cm。次はレンズの幅を測りました。

ゴーグル

スワンズ約17cm。

ゴーグル

スコット約18.5cm。

ゴーグル

スミス約18.7cm。

個人的な感想になりますが、前方を見るだけならスワンズ→スコット→スミスの順番で見えやすい感じ。スミス一番レンズ幅があるのに狭く感じるのはゴーグル自体のRが強いからだと思います。

ゴーグルの厚み

バイク用ゴーグル

眼鏡用のゴーグルは厚みがある分、全体的に左右の視野が狭くなります。それが嫌で小さい眼鏡で100%眼鏡用ではないゴーグルを使って走っていた時期が1年ありました。

関連記事:100%のゴーグル ACCURIならデザイン豊富でメガネも対応

ゴーグルを上から見て真ん中あたりの厚みはあまり左右の視野影響しません。ゴーグルの左右の部分の厚みで左右の視野がかわります。

個人的な感覚になりますが、VFX-Wを被った状態で左右の視野を比べ見るとスコット→少しの差でスワンズ→スミスの順番で左右の視野が広く見えます。

それともう一つ。画像を見て頂けたら分かると思いますが、スコットが一番スポンジ部分が薄く、風が少しだけ入ってきやすい。同時に同じ環境でゴーグルを掛けることができないので正確には分かりませんがもしかしたらスコットが一番曇りにくいかもしれません。だけどこれは走っている時に限っての話。

眼鏡を入れてみる

バイク用ゴーグル

眼鏡をそのまま入れてみます。使う眼鏡は以下の眼鏡↓

バイク乗りにおすすめのメガネ!どんなヘルメットにも相性の良いSWANSのSWF-610

スワンズのゴーグルにはムリなく入ります。このゴーグルはゴーグル自体にあまりRが付いていないので眼鏡が入れやすいです。そこそこ大きい眼鏡でもいけることは経験済み。

バイク用ゴーグル

お次はスコット。このゴーグルもゴーグル自体にRが少ないので簡単に眼鏡が入ります。しかしレンズと眼鏡がほかのゴーグルより近い。ガレた場所で(*´Д`)ハァハァやっていると結構な早さで眼鏡が曇ります。このゴーグルこそ、エアーフラップ付ければ改善できそう。

関連記事:AIRFLAPS(エアーフラップス)が普通に買えた話&取り付け

今は新しいモデルが出てます。

バイク用ゴーグル

最後にスミスのゴーグル。このゴーグルはRがとてもきつく、眼鏡を入れ込むといった感じのゴーグルです。

ゴーグルごとで眼鏡の入れやすさの違いはあれど、基本的にはこの三つのゴーグルであればよっぽど大きいメガネでない限りは問題なく使えます。

次は自分的ゴーグルのまとめ。

スワンズ MX-797 (眼鏡用)

良い所

  1. 上にも横にも眼鏡用のゴーグルとしては視野が結構広い。
  2. 値段も比較的控えめ。
  3. 大体の眼鏡が行けそうな広さ

微妙な所

  1. デザインが悪い意味で色しか選べない
  2. 使っている人が多いので眼鏡オーナーが集まるのこのゴーグルだけになることも
  3. スポンジ部分の耐久性がどのメーカーよりも低い!

眼鏡用のゴーグルで迷ったらこのスワンズ MX-797 (眼鏡用)を選んどけば間違えないと思うベストセラーゴーグルだと思う。

スコット SPLIT OTG

良い所

  1. スコットの眼鏡用を使っている人を見ないのであまり被らない
  2. 上部のスポンジ部分が薄くて走行し始めると早く曇りが取れる気がする(だけかも)
  3. スポンジが薄く眼鏡を入れやすい
  4. ダブルレンズも売ってるよ!

微妙な所

  1. 眼鏡のレンズとゴーグルのレンズが近くてガレで一度止まってはぁはぁしてたら両方同時に曇りやすい
  2. 眼鏡用らしくあんまりかっこいいデザインがない
  3. スワンズみたいにあまり値引きされてない
  4. スポンジが薄い分、長い間つけていると疲れる、フィット感がほかのゴーグルより劣る

スコット SPLIT OTG(ロールオフ付きモデル)は結構気に入っているゴーグルです。広島では使っている人とまだ会ったことないのも良い所。

スミス OPTION OTG

良い所

  1. 分厚いスポンジのおかげでフィット感、付け心地が抜群に良い。

悪い所

  1. 視野が他の眼鏡用より狭い
  2. すでに廃盤!

こんな感じ。

眼鏡用ゴーグルまとめ

どのゴーグルが優れている!ではなくてゴーグルごとに違いがあるってことを書きたくて書きました。

どのゴーグルも眼鏡用ならある程度は眼鏡には対応してますが、メーカーごとに少しずつ違います。僕は眼鏡が生きていく中で必ず必要な視力なので、これからも眼鏡用ゴーグルを使っていくので他のメーカーを購入した時は追加で書いていこうと思います。

購入時のちょっとした参考になれば良いなと思います。

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