セロー250のリンク周りのグリスアップ手順

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目次

セロー250のリンク周りのグリスアップをやる

久しぶりにセロー250のリンク周りのグリスアップをしましたのでその手順工程を書こうと思います。

作業手順もやり方も自分のやり方なんで間違っている部分もあるかもしれませんが、少しでも参考になればと思い書こうと思います。

リンクを外す前に緩めておく

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スタンドの乗せる前にスイングアームとアクスルシャフトを緩めておきます。スタンドに載せてから緩めるのは不安定で危ないので先に緩めておくと安全ですし後が楽です。

スイングアームは17mm。固いので緩める時は気を付けてください。

スパナは使わず、ソケット、メガネレンチで緩めるようにしてください。

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緩めた後の画像になりますが、アクスルシャフトの19mmと22mmで緩みます。両方緩めたらスタンドに乗せてください。

バイクスタンドの代わりにビールースを使う方もいますが、どうせなら今後のバイクのメンテナンスのためにバイクスタンドを持っていないのであれば購入しておいても損はありません。

リアホイールを外す

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アクスルシャフトのナットを外すとシャフトを引き抜くことができます。

タイヤを持ち上げるような形で持つとシャフトを引き抜くことができますので、その後はホイールを前にずらすとチェーンを外すことができます

ホイールは重たいので手や足に落としたり気を付けてください。画像ではチェーンカバーがついていますが始めてだと最初に外しておいた方が楽です。慣れてしまえば外さなくても問題なし!

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チェーンカバーはここのボルトを二本外したら取れます。サイズは8mmだったと思います。

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リアホイールの左右にカラーが入っているので取り外しておきます。組み付ける際にここもグリスアップします。

リンクに向けて色々と取り外していく

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リアホイールを外したら泥除けを外していきます。10mmで外れします。

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次はリアのブレーキホースを止めているボルトを外します。ここも10mm。

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10mmのボルトを外したらホースを固定しているところから自由に動くように外します。

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キャリパーをスライドさせてはずします。いつもペグの上に置いています^^

リンク周りを取り外していく

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コネクティングアームを取り外していきます。工具サイズは17mmだった気がします。

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後ろからも撮りました。この二つのナットをまずは外していきます。

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外れました。シャフトが一本だけグリスがほとんどついていなくて錆びています。前回、同じように二本ともグリスはつけたのに不思議。地面に近い方だった雨や泥の影響を受けやすいからかな?

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コネクティングアームが外れたらリンク周りを外すとスイングアームが落ちてくるので。事前にロープなどで釣っておくと安全です。

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コネクティングアームを外すとリアサスの取り付けシャフトにアクセスできるようになりますので外していきます。

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外した状態です。最後に一番奥のナットとシャフトを外していきます。スイングアームも外しておきます。

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外れました。ここからはグリスを塗る作業があったんで画像が減ります。

各部をグリスアップ

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各部品をパーツクリーナーで洗浄したら全てをグリスアップしていきます。

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ベルのグリスを使っていきます。MAXIMAのウォータープルーフグリス使っている人が多いですよね。個人的にはどちらも違いがわからないのでベルの方を使っています。

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シャフトを外してグリスアップした後になります。はみ出たグリスはふき取ります。

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シャフトにもグリスをつけて取り外した手順の逆で組んでいきます。

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取り外した手順の逆で組んでいきます。一番奥のシャフトから取り付けました。締め付けトルクは50Nmになっていました。

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スイングアームを取り付けます。スイングアームの左右に付いているカラーのようなものを外して綺麗にしてグリスアップしてからはめます。シャフトも同様にグリスアップしてから取り付けをしました。

締め付けトルクは80Nmになっています。

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次はリアサスのシャフトを取り付けます。もちろんこちらもグリスアップ。締め付けトルクは40Nm。

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コネクティングアームを取り付けていきます。同じようにグリスアップをして組み付け。

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ブレーキホースを取り付けて、泥除けも忘れずに取り付け。

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最後にリアホイールの取り付けです。カラーにも防水を兼ねてグリスをたっぷりと入れておきます。シャフトも綺麗にしたらグリスアップして付けます。

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閉め忘れがないかチェックしてチェーンカバーをつけてチェーンの調整をしたら終了です。

リンク周りのグリスアップまとめ

効果が実感できる!!

リンク周りからキーキーと異音がなっているバイクなどはグリスアップで音が消えるなど効果を実感できると思います。

友達の新車から2万キロほど走った一度もグリスアップしてないセロー250のリンク周りをグリスアップしたら、ヌルヌルとスムーズになったと喜んでいたのでまったくグリスアップをしてないバイクだと乗るだけで実感できるメンテです。

スタンドはあった方が安全に作業ができる&工具は揃える

安全に作業するためにもスタンド、もしくはスタンドのようにまっすぐ立てれるような物を使った方が良いです^^

工具も高級品とまでは行きませんが、ちゃんとしたメガネレンチなどを揃えたてやることをお勧めします。

良ければ僕の使っている工具の記事です→参考記事:プライベーターが17年間工具を買い続けたんで紹介したいと思う

若干王具集めが趣味のような部分もあるんでここまで沢山なくて問題なしです。

定期的にするグリスアップなのでこの際ある程度揃えてみるのも良いかもしれませんね♪

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