愛車のスーパーカブ110の走行距離も1000kmを越えてそろそろオイル交換。
そんな訳でオイル交換とオイルフィルター交換!!カブにオイルフィルターがあるのがとても新鮮。
※110のJA44だけではなく、現行のスーパーカブ50・クロスカブ50・クロスカブ110でも同じ工程だと思います。
スーパーカブ110(JA44)のエンジンオイルとオイルフィルター交換

愛車のスーパーカブ110のオイル交換は今回で2度目。画像ではホンダ純正のG1の10W-30ですが中身は違ったりします(量り売りで買った)。ちなみにスーカーカブ110の指定オイルはG1。今までは夏はいつも10W-40入れています。
サービスマニュアルでは暖気運転後にオイル交換になっていますが、暖気運転しなくてオイル交換しても壊れたりするものではありません。サービスマニュアル通りやるのであれば2~5分暖気運転(アイドリング)させてエンジン停止させ2~3分後に交換です。
マフラーなど熱くなっている場合もあるので気を付けてください。

エンジンオイル以外もですが、オイル交換する場合はオイルを抜く前にオイルを入れる場所を緩めれることを確認してからオイルを抜いてください。若かりし頃デフオイル、ミッションオイルなど抜いた後に入れる側のボルトを外す工具がなかった、固くて緩めれなかったなど色々経験した結果、この方法にたどり着きました。
カブのオイルゲージ兼用のフタはそこまで固くはないので大丈夫だと思いますが、念のため。

お次はオイルを抜きます。最初にオイル処理パック、もしくはオイル受けを用意。用意ができたら、指をさしているオイルドレンキャップを緩めて外します。バネが入っていてるのでオイルドレンキャップが外れた瞬間にバネの力で落とさないように。

外れるとこのような感じに外せます。下から順番にドレンボルトキャップ、Oリング、スプリング、オイルストレーナスクリーン。

次はオイルフィルターを交換します。オイルフィルターはオイル交換2回に1回交換のサイクルで良いと思います。指をさしている部分のボルトを外していきます。

外すと見えるのがオイルフィルターです。真ん中に入っているスプリングから外します。

外したスプリングは再利用するのでなくさないように。このスプリングには向きはありません。

オイルフィルターを外した後の画像になりますが、手で取るのは少し難しいです。ラジオペンチでつかめるようにオイルフィルターのケースの上側にスリットが入っていてそこにラジオペンチを入れることで掴めるようになっています。
画像がなくて分かりにくいですが、覗いてみれば分かると思います。次回オイルフィルターを交換した時は撮影してきます!

オイルフィルターのOリングを交換します。Oリングの交換はサービスマニュアルでは毎回新品交換です。新しく付けるOリングにエンジンオイルを塗布して付け替え。交換サイクルは自己責任でご自分の判断で笑
純正部品番号 91302-PA9-003
キタコ K-PIT OH-06
※ 間違えがあるかもしれないのでご自身でも適合はご確認ください。

新しいオイルフィルター。Oリングやオイルフィルターはスーパーカブ110を新車で購入した時に同時に購入したものなので純正部品ですが、キタコのK-PITの物でも問題ないです。
どちらかと言うとK-PITの物の方がナップスや2りんかんなどで手に入りやすいです。バイク屋さんに純正部品注文でも良いしお好きな方で!
純正部品番号 15412-MGS-D21
※ 間違えがあるかもしれないのでご自身でも適合はご確認ください。

この向きで入れます。

入れたら外したスプリングを入れます。先ほどOリングを入れ替えたオイルフィルターカバーを止めればオイルフィルターは交換完了!

オイルドレンキャップにもOリングがあるので交換。オイルを塗布して付け替えます。交換サイクルは自己判断で考えください。
純正部品番号 91301-K88-L00
キタコ K-PIT OH-21
オイルドレンキャップをとり付ける時はスプリングの力で少し力がいります。
締め付けトルクは20N・m。

オイルフィラキャップ(レベルゲージ)の部分からオイルを入れていきます。オイル量は0.8L。オイルフィルター交換時も同じく0.8Lとなっていました。入れすぎないように少し少なめで入れて調整すると失敗しません。

レベルゲージにもOリングがありますが、こちらは破損がある時、オイルが滲む時だけの交換でオッケ!

オイルの量を見る時はオイルフィラキャップはねじ込まずに量を見ます。クセでオイルフィルター交換時は一度暖気してから数分後オイルの量を確認してしましましたが、その工程は必要ないようです。
オイルフィルター交換、ありなしにかかわらずオイルの量が一緒なのもそういう意味でかな??オイルフィルター小さいですしね♪

上限線と下限線の間にオイルがあれば適正なオイル量です。

最後にオイルが付いた場所をパーツクリーナーで綺麗にしておきます。綺麗にしてパーツクリーナーが乾いたらアイドリングを数分してオイル漏れがないか確認してオイル交換終了!
オイルフィルターに付いた鉄粉

興味があったんでフィルターの表面や中をショップタオルで拭ってみました。思った以上にキラキラしています。画像では分かりにくいかもしれませんが赤や白いものも。
これは組付けに使った液体ガスケットとかなのかな??オイルフィルターもしっかり仕事をしてくれてますね♪