キャンプやラーツーに持って行ってるアウトドアチェア。
本家のHelinox(ヘリノックス) と、似たようなコピー品を使ってみて自分なりに思ったことを書こうと思います。
目次
ヘリノックスとパチノックスを比べてみる

ヘリノックスのチェアワンとチェアワンのコピー品。せっかくお値段両極端な二つがあるので違いを、見比べてみようと思う。
チェアワンとコピー品の重さを量る

最初に重さを量ってみます。
大きさは格納時でカタログ記載から。チェアワンが35×10×12cm。コピー品が36.5×13cm。多少の大きさの違いはあれど、収納時はほとんど変わりません。

ヘリノックスのチェアワンが936g。

コピー品が817g。重量はコピー品の方が軽いですね。
関連記事:ヘリノックスにソックリなWolfyokの格安アウトドアチェアのレビュー
ポールを組み立てて違いを見てみる

組み立て時の大きさはチェアワンは52×50×66cm。コピー品が58×47×70cm。※幅×奥行き×高さ
チェアワンの耐荷重は145kg。コピー品の耐荷重は購入当時150kgと記載、すぐに120kg、そして今は100kg。

ポールを組んだ状態でセンターのポールに指を置いて左右に揺らすとコピー品の方は大きく揺れます。チェアワンの倍くらい?チェアワンも左右の揺れはありますが、比較的揺れは少ない。必要な分だけ動くといった感じ。

コピー品の方はセンターのポールは約18mm。

チェアワンは約18mm。センターのポールはどちらも外径は一緒のようです。

センターのポール以外のポール部分はチェアワンが14mm。

コピー品は約13mm。チェアワンより1mmほど細い。気になるのはポールの厚みですね。測って見ました。

チェアワンのセンターのポールは厚み約1mm。

コピー品の方が約2mm。こちらの方が厚みあり。チェアワンの方が厚みがあるのかと思っていたので予想外な結果でした。
お次は足の部分のポール。チェアワンは約2mm。

コピー品。こちらは約1mm。コピー品の方は径が細く厚みが薄い。足のポールはチェアワンの方が径が大きく厚みもある結果となりました。足となるポール部分の方が強度が必要なんじゃないかと思っていたので、チェアワンの方が厚みがあるのは個人的に納得。センターのポールはどちらも同径。厚みはコピー品の方が厚みがある結果に。
ヘリノックスのチェアワンとコピー品の強度の大きな違いは、ポールの厚みや径ではなく、ポールやジョイント部分の素材による強度の違いが大きいようです。お値段の高いアウトドアチェアだけあってヘリノックスのチェアワンは強度に優れていると思います。
シート部分の違い

シート部分の大きな違いはポールを入れる部分に違いがありました。ポール部分の生地の厚みが1.3倍くらいチェアワンの方が厚みがあります。

もう一つの違いはポールを入れる場所の深さ。ボールペンを入れているところにポールを入れるんですが、1cmくらいチェアワンの方が深い。
座り心地の違い

シートをポールに取り付けました。チェアワンに座るまでは全く気にしてなかったんですが、コピー品の方は上に向かっているポールがチェアワンより長く、そして奥行きが狭く、座り比べるとコピー品は前に滑り落ちるような感じになります。チェアワンの方は角度が丁度良いおかげで座っていて疲れません。
似たようなアウトドアチェアを買う場合はチェアワンに寸法が似たタイプを買った方がよさそうです。
とはいえ、このコピー品だけしか使っていなかったらこの違いには気づかなかっただろうと思う。コピー品の方を良く使っていた時はこれが普通だと思っていましたから(笑)
ちなみにこのパチモンチェアがあるのにチェアワンを買ったり理由はこちら↓

このコピー品、85kgの体重に耐えれず曲がりました。このコピーなパチモンチェアがポールが曲がっていなかったらチェアワンは買っていなかった。根本的にポールの強度が弱いよう。
チェアワンとチェアワン似のアウトドアチェアまとめ
自分はポールが曲がったことで自分の体重で安全に座るならチェアワンしかないと思ってクソ高いチェアワンを買いました。
安いコピー品のチェアも別にものすごい悪いものとは思いません。実際に使っている人も多くいるし、コピー品は出始めていたころはポールを入れる部分の補強すら入っていなかったけど今頃のは補強が必ず入っていますしね♪
低予算にキャンプ道具を揃えたいって人もいるし、そういう人は自分の体重と相談して選べば良いと思う。チェアワンがほしい人は最初からチェアワンを選んでおけば間違いなし!
予算と体重!!アウトドアチェアはこの二つを頭に置いておいて選ぼう!