11月になり、随分と寒くなってきました。
僕は夏に汗だくになりながら林道を走ったりするのが大好きです。
さて、今日は寒くなってくると同時に困ること。それはゴーグル、シールドも曇りやすくなる!こと。
林道を走っていると夏でもゴーグルが曇ることがあるくらいゴーグルは曇りやすい。
そんな訳で少しでも曇りにくくしたい訳。今回は去年から愛用しているゴーグルの曇り止めを今日は紹介したいと思います。
ただし、最初に言っておきます。オフロードの走行で絶対に曇らない曇り止めは存在しないことが色々試した結果分かりました(笑)
曇るための時間の延命、もしくは曇った後に曇りが引く時間の時短、それが目的と割り切って色々試した結果たどり着いたのはこちら!!
目次
モト・ソリューションズのフォグテック(FOGTECH)

アメリカのモト・ソリューションズ社が製造しているフォグテックという商品。新世代の曇り止め。ところで、曇り止めには何世代あるんだい?
去年から色々使った結果これが一番曇るまでの時間を延命してくれて、曇ったとしても一番最初に曇りが引いたので毎年使っています。
中身は付属のパッドが3枚と説明書、それとフォグテック。

今までも色々な曇り止めをシールドやゴーグルに使ってきたけど(左のシールド専用)、フォグテックは他の曇り止めが使えなくなるほど曇り止めとしては優秀。
フォグテックの使用方法

フォグテックの性能を最大に引き出すためにはコツがいります。
まず最初に、レンズを徹底的に綺麗にしておくことです。レンズ・シールドが汚れた上に塗っても曇り方がムラムラになって見えません。一度フォグテックを塗った上にもう一度塗るのもNG。
一度塗ったら再度塗るときはもう一度レンズ・シールドを綺麗にしてからが鉄則。

付属のパッドでレンズ・シールドに塗っていきますが、とても乾きやすいので乾く前に塗ります。

この時、指先には統一に力を加えて同じ力で塗り込むのがコツ。塗り込むというより丁寧に撫でるような感じでしょうか?
ここでゴーグルの端っこの方まで念入りに塗ろうとすると、パッドに染み込ませたフォグテックが乾いてしまうので、一番曇ってほしくない部分に丁寧に塗り込みます。
塗った後数秒で自然に感想。あっという間に乾いてしまうので塗るときにもスピードが重要。ムラのある塗り方をしたらその塗り方通りに曇ります(笑)
曇り止め効果テスト

暖かい息を吹きかける程度ならどんな曇り止めでも耐えれます。やはりここではヤカンをお湯を沸かしてテスト。

沸いたお湯の上でゴーグル。濡れていないゴーグルの部分はあっという間に曇ります。逆に塗っている部分は曇りを抑えてくれています。

一分経過。さすがに手が熱い。少しずつ曇ってくる部分があるけどまだ耐えれくれてます。

ゴーグルのスポンジ部分がびしょ濡れになりました。ヤカンから引き離すとすぐに曇が引きます。
フォグテックは二段階の曇り止め効果があるそうです。
第一段階は曇りを拡散して蒸発しやすい状態で曇りを抑える。二段階目は曇り(結露)を同一に広げて薄い水膜のする状態。
画像の状態は二段階目の状態。

中から見ると思った以上にクリア。
ただし一度、二段階目までいくと曇り止めの性能は少し落ちます。それでも効果は持続。今のところ3時間くらいは大丈夫。
広島のオフローダーに分かりやすく説明すると、テージャスランチを朝から走ると13時くらいにはもう一度塗り直したい感じ(分かりにくい?)
フォグテックの性能を最大限に生かすならエアーフラップスとの組み合わせがおススメ!

最初に書きましたが、エンデューロレースで「はぁはぁ(*´Д`)」状態で絶対に曇らない曇り止めはないだ。フォグテックを塗っていてもいつかは曇ります。
先日やっと手に入れたエアーフラップス。今のところ、フォグテック&エアーフラップスを最初から上げておくのが一番曇るまでの時間が稼げています。
エアーフラップスの記事はこちらAIRFLAPS(エアーフラップス)が普通に買えた話&取り付け
これ以上の曇り止め対策としてはゴーグル自体にファンを付けるとかしかないかな?
フォグテック(FOGTECH)まとめ
今まで使ってきた曇り止めの中で一番の性能のフォグテック。
フォグテックにはボトルタイプ(紹介している物)と小分けにされたウェットシートの物がります。
ウェットシートの物はアメリカ軍に納入されていたこともあるそう。
ボトルタイプの容量は30ml。少ないですが、使い方によっては冬の1シーズンは持つイメージです。
お値段も曇り止めとしては高めの2000円前後で販売されていることが多いです。値段は高いけど性能は今まで使った来た中で個人的には一番効果があります。
塗る量と塗り方のコツがいりますが、慣れてしまえば簡単♪
ちなみに特殊なコーティングが施されていないものならサングラスもメガネもいけちゃいます♪
メガネは長年使ってきたアンチフォグとフォグテックを塗り比べて今度比較してみます^^