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誰でも出来る「目で確認する」
バイクを安全に乗るためにはメンテナンスが欠かせません。街中で見かけるバイクで、溝のないタイヤのままの人、空気圧の低い状態のタイヤ、今にも外れそうな伸びたチェーンのバイクなど、注意してみていると思った以上にいます。
大丈夫だろうとほっといて乗っている人もいれば、まったく気づかずに乗っている人もいると思います。安全に走るためには、安全に走ることが出来ることが出来るための最低限のメンテナンスが必要。
僕自身、そんなに自分で出来る作業はありませんが、僕でも出来るメカに強くない人たちのための目で見てチェック出来るメンテナンスを説明したいと思います。
確認できる場所
目で確認できる場所は思った以上にあります。そして目で見るだけでも交換時期だなと分かる消耗品もあるので是非やってみて見てください。定期的に見ることを習慣付ければ今より確実に安全に走れるようになると思って読んでみてください!
タイヤの溝の量の確認方法
タイヤの溝は減っていきます。走り方やタイヤの種類によって溝の減り方は違いますが、溝がない状態だと滑って転倒しやすくななってしまいます。
特に雨の日は危険です。バイクは生身の人間がそのまま乗る乗り物です。少しでも店頭のリスクを減らすためにタイヤの溝の見方が分からない方は参考にしてみてください。

自分の愛車、セロー250のリアタイヤで説明していきます。少し日の当たり方で見えずらいですが・・・。

タイヤにはスリップサインと言う交換の目安になるサインがあります。画像の人差し指で押さえているにそのスリップサインがあります。
少し盛り上がってるのが分かりますか?そこまでタイヤのブロック部分が到達していたら絶対に交換してください。

この画像も陰になってしまってました・・・
指の先がスリップサインの場所です。スリップサインの場所は左右と真ん中にあります。真ん中はスリップサインに到達してるけど、左右はまだ到達してなくても交換です。次はスリップサインの位置の調べ方へ。

スリップサインの位置はタイヤの横側にあります。画像では指さしている、三角のマークがスリップの場所を示したマークになります。
このマークも一か所ではなく、数か所ありますので見やすい位置でチェックしてください。このほかにもタイヤのひび割れなども同時にチェックして溝がなければ即交換。タイヤのひび割れが多ければ交換、もしくはバイク屋さんに相談してもらえればと思います。
空気圧を見てみよう
タイヤの溝のチェックしましたので、次はタイヤの空気圧です。空気圧は、あからさまに空気がない状態なら見て分かりますが、基本的にはエアゲージがなければ分かりません。
エアゲージ使いますが急いで買う必要はありません。最初はガソスタ、バイク屋で見てもらえばオッケー!

空気圧のチェックをするにはまずはバルブを探してください。
ホイールにこんな感じの場所があるのでキャップを外して下さい。反時計回りに回せば外すことが出来ます。

外したらエアゲージをバルブに差し込みます。表示された空気圧が現在のタイヤの中の空気圧になります。
画像では空気圧が低くなるように空気を抜いてから撮影してみました。
バイクの乗って20秒でガソスタに到着する場所に住んでいるんで後で入れてきますw

適正空気圧はバイクのよって違ってきます。スイングアームにこんな感じに適正空気圧が書いてある場合が多いです。
分からない場合はネットで調べる、バイク屋さんに聞いてみるか、直接メーカーに問い合わせても教えてもえらます。
エアゲージを持ってない人でも、バイク屋さんかガソリンスタンドで頼めばチェックしてもらえるので、一ヵ月に一回必ずチェックするようにしてみてください。
定期的に空気圧をチェックすることで極端に空気圧が減っていたら釘を踏んでいたなど、早い段階で気づくことも出来ます。
空気が極端に少ない状態で走ってバーストしたなどと言うこともありますので、空気圧チェックは最初に学ぶべきメンテナンスだと思います。
ドライブチェーンのチェック
バイクのほとんどがチェーンです。一部ベルトドライブもいますが、今回はもっとも多いであろうチェーンのチェックのやり方です。

チェーンには張りの調整とチェーンの洗浄、給油が必要ですが今回は誰でも出来るチェーンの張りのチェックです。
チェーンが緩いままだと、走行中に外れたりたりとトラブルの元になります。

チェーン張り具合のチェック方法はチェーンの上下にどれほど動くかで判断します。

こんな感じで指で押してもらってたるみを確認します。
大体、20~25mm以内が適正と言われていますが、オフロードバイクとオンロードバイクで違ってきます。
マニュアルで自分のバイクの適正を確認してみてください。
もし、めっちゃたるんでる!!ってなっていても無理に自分で調整しようとせず、バイク屋に持っていけば調整してくれます。
自分で調整を覚えたい方も、一度プロがやっているのを見てみると参考になると思います。チェーンの掃除と給油も2りんかんなどでやってもらうことが出来ます。
灯火類のチェック
ヘッドライト、ウィンカーにテールランプ、これらの灯火類は自分身を守るための意思表示しても重要なものです。

ヘッドライトは切れたら夜になればすぐに気づきますが、定期的にロービーム、ハイビームともにちゃんと点灯するかチェック。

ウィンカーは片方が切れるとハイフラになり、点滅速度が早くなりますので切れたことにすぐ気づきます。
それでもハイフラを知らない人にとっては、ウィンカー切れだと気づいてない人もいます。

一番気づきずらい場所がテールランプ。後続車への自車の存在アピールとブレーキをかけていると言う、行動の意思表示をするために大切なものです。
バイクは車と比べてテールランプが一目で確認することが出来るので、乗るごとにチェックしても良いくらいです。
自分はエンジンをかけて常時灯火を確認したらブレーキをかけてブレーキが点灯するかを乗るたびに確認してます。
確認することが習慣付いてるため、エンジンをかける→またがるためにフロントブレーキをかけると同時にブレーキ灯火確認といった感じで苦も無く自然にやっています。
目で見るメンテナンスまとめ
目で確認するだけでもしないより確実に安全に走れる
読んでみてどうだったでしょうか?
自分でも出来ると思ったとこがあったら是非やってみてください。比較的簡単なことですが、もしかしたら難しいと感じる人もいるかもしれません。
難しいと感じた人でもこれをきっかけに実際にやって見てくれればなと思っています!
自分のバイクがどのような状態なのかを把握しておくことは、安全面でもとても必要なことだし、自分の愛車にも愛着が沸いてくると思います。
メンテ不足で転倒した、チェーンが外れて帰れない、そんなことがないようにバイクを楽しみましょう!