趣味としてバイクを乗っている人たちにとっては、バイクがとても楽しい乗り物だと思います。車と違い、風を感じれて、車とは違った景色がみれる乗り物です。
林道など上手くバイクを扱えた時なんかも最高に楽しいと思えます。
僕自身、17年乗ってきてもまだ楽しいと思っていますし、これからもバイクには乗るつもり。今日は17年間乗ってきて自分が思ったことを書こうと思います。
目次
バイクは楽しいと同時にとても危ない乗り物

僕はバイクはとても危ない乗り物だと思っています。車だろうがバイクだろうと操作を誤れば事故を起こします。
車とバイク、自転車だって人を撥ねてしまえば怪我をさせますし命を奪うことだってあります。
その中でもバイクは車と違って自分の体を守るものがありません。車にはボディがあり、その中でドライバーが運転をしています。
バイクの場合は「体がむき出し」です。
安全運転をしてるから大丈夫?

僕の身近な友達が言った言葉があります。
「俺は安全運転しているし、運転が上手い方だから事故はしないから大丈夫」
やたらと運転に自信があるように聞こえて少し腹がたちますが・・・(笑)
言いたいことはそこではありません。事故は自分が誰かを巻き込むだけではなく、誰かに突っ込まれたりと被害者側いつなるか分からないこと。
もちろん安全運転をすることで、オーバースピードでカーブで転倒などの単独事故は防げるので安全運転することに越したことはありません。
僕の友達が言っていることは、自分は事故をしないから大丈夫と言った、とても浅はかな考えです。
事故をされることを考えたことがあるか?と聞くと事故をされることは頭の中に一切なかったと・・・。
安全運転をしていて、運転が上手ければ誰にも追突されないし、事故に100%巻き込まれないんでしょうか?そんなことありません。
事故にはいつ巻き壊れるかわかりません。信号待ちで止まっていたら後ろから追突されるかもしれないし、走っている時に反対車線から車がはみ出てきたりして事故を起こすかもしれません。
実際に、事故を起こした人は決して自分は事故を起こすかもしれないなんて思って運転していません。
予想をしなかったとこから車が飛び出てきたり、雪でスリップしてしまって事故をしてしまったりと予測のしない事態への対応が出来ずに事故をおこしているはずです。
常に事故に対対しての意識を持っていれば、事故に対しての意識を持っていない人に比べれば事故の可能性は低いとは思います。
それでもいつ何が起こるかが分からないから事故が起きます。
ミスをしない人間はいません。
事故を起こしてしまったら最後に自分の身を守るのは装備
事故は誰もが起こしえること、いつされるか分かりません。
どんなに完全確認をしていても起こしてしまう時は起こしてしまします。
そうなると自分の体を守る最後の砦はバイクを乗る際の装備。バイクの装備と言ってもヘルメットやプロテクターなど色々あります。
頭を守るヘルメット、肘や膝、胸部を守るプロテクター付きのジャケットなど。
警視庁から発表では平成24年から平成28年までのではバイク事故での死亡原因のほとんどが「頭部」と「胸部」の損傷が原因です。
頭部の損傷では45.4%、胸部は28.5%となっております。
さらに驚くことに、平成28年度のバイクでの事故による死者の35%が事故時にヘルメットが脱落しているそうです。
それはあごヒモ付けずに、ただ被っているだけの方が多いということに繋がります。
今から話すことはこれはすべての大学生に当てはまることではありません。
ちゃんと安全を配慮して乗っている大学生のバイク乗りの沢山います。
良く見る光景なので例えで使わせてもらいます。
安全について無頓着なことは、とても危ないということを言いたいので書かせてもらいます。
僕の住んでいる地域は大学が多くて、大学生が原付通学しているのをよく見ます。
10台いたらほとんどが半ヘルで、夏は半袖Tシャツに半ズボンにサンダル。
あごヒモを付けていない人も多く、ヘルメットを頭に載せているだけの状態です。
彼、彼女らにとっては警察に捕まらないようにするためだけの物なのかもしれませんが、ヘルメットは頭を守るものです。
バイクは危険な乗り物だと言うことを分かっていたらこのような行為はしません。
なぜあごヒモを閉めないのか?
それはバイクが危険な乗り物という認識がないからだと思います。
バイクに乗っている人達がバイクはとても危険な乗り物になりること、安全に対しての意識を少しだけでも持ってもらえたら良いなと思う。
自分の身を守るために
事故での死亡率で一番高い頭部を守るヘルメットの中で一番安全なのはフルフェイスタイプのヘルメットです。
ヘルメットは被るだけでは効果はありません。事故時の衝撃はすごいので、脱げてしまわないようにあごヒモは必ず占めることを忘れないでください。
慣れてしまえばあごヒモを閉めるなんて20秒もかかりません。逆にヘルメットを被ったら毎回あごヒモも締めることに習慣付けて無意識にあごヒモを閉めているようになりましょう!!

このジャケットは自分が使っているバイク用のウィンタージャケットです。バイク用のジャケットにはプロテクターが最初からついている物が多いです。
主に、肘と肩の部分に入っていることが多いです。バイク用のジャケットは、オプションでプロテクターを追加できる物が多いです。僕のRSタイチのジャケットもプロテクターを追加してあります。

追加してあるプロテクターは胸部プロテクターです。胸部はバイク事故での死亡原因で2番目に多い場所ですので付けました。
付けて行けも目立たないのでスタイルを崩さずプロテクターが付けれるので気に入っています。
他にも安全装置として現在ではバイク用のエアバック付きベストも販売されています。
ベストタイプ。
ジャケットタイプ。
車両からエアバッグが出るバイクは国内ではホンダが2005年に発表していましたが、今は体に身に着ける方のエアバッグが主流っぽいですね。
僕がバイクに乗り出した頃には考えられないほど、安全に対しての装備は変わったと思います。
膝のプロテクターもジーンズの下に履けるくらい大きさになって、出かけた先でも分からないくらいの大きさの物も沢山あります。
外に身に付けなくていいプロテクターは良いですね♪
やはり出かけた先でもお洒落はしたいですからこのような機能と見た目の両立した製品はどんどん出てきてほしいものです。
読み終わったら安全に対して今より少しだけ考えてみるのはどう?
バイクにかっこよく乗りたいですよね♪そのバイクに合うヘルメット、バイクに合わせた服装など色々あると思います。
そのバイクにあった服装やお洒落をしたい。安全性は分かっているけどバイク用品だとかっこ悪くて着たくない。
自分もバイクに合ったカッコいい格好をして乗りたいって思っています。
実際に自分も毎日フル装備で走っている訳ではないし、街に出かける時なんかは出来るかぎりお洒落はしたいと思ってます。
自分が言いたいことは、今より少しだけ安全に対して考えてみて欲しいだけです^^
ずっと半ヘルで走ってたけど、頭を守り切れないからジェッペルにしてみようかな?などもっと小さなことでも良いです。
今より安全に対して目を向けてくれるだけで良いです。
一度目を向けてくれたらバイクが車と違いどれだけ危険な乗り物なのか分かったはずだから何か行動を起こしてくれると思っています。
バイクを危ないという認識を持つことが安全に対しての第一歩だと思います。
バイクが危険だとすら思っていない人が多すぎます。
もちろん、今現在すでに完ぺきな装備だぜ!!って人はそのまま安全の研究を怠らないようにしましょう(笑)
まとめ
自分の身を守るための装備についてなぜ書いたかと言うと、後約2ヵ月で自分が事故をした日になるのを思い出して書いてみました。
車がすごいスピードでセンターラインを割ってきて避けて転倒する事故をしました。
ジェッペルだったので顔を縁石に打ち付けてた顎の骨折、前歯はほとんど割れて色々なところに刺さっていました。
指は変な方向に曲がってました。
結果、3回手術する事故でした。顔は縫い傷。今も消えることなくあります。首と膝が悪いのもこの事故からですね。
この事故で重度の障害が残るかもしれないと言われた左腕は、リハビリで動くようにはなりましたが、一部麻痺が残り、力の方も100%の力まで治りませんでした。
事故で親にも兄妹にも友達にも心配も迷惑もかけました。
みなさんも安全確認は怠らず、少しでも事故を起こさない努力と事故を起こした際に装備を考えて事故には気を付けてバイクを楽しみましょう♪
最後に↓

これが僕のあごに入っていたプレートです。ビスは2本折れちゃって顎の中にあります(笑)
事故をして16年立った今でもこのプレートをみると、手術に入院、1年間かけて作った歯のことやらすごくしんどかったのを思い出して事故には気を付けようと今でも思える。
一生持っていると思う物の一つです。
バイクはとても楽しい。
事故は気をつけてこれからもバイクを楽しもうと思う。